ノベルティ、景品について詳しくご紹介!

2019-01-17
ノベルティ5

企業が販促活動等に使用するノベルティや景品。どんなタイミングで世に出され、どのような種類があるのでしょうか。また昔のもの、最先端のものについての知識も深めてみましょう。海外企業が制作したもの、プレミア価格のついているものについてもご紹介するので、こちらを読んでノベルティや景品について、さらに詳しくなってみましょう。

商品やサービスを利用してもらえるパターン

ノベルティや景品は、その物自体の種類はもちろん、もらえるタイミングもさまざまです。参考>>ノベルティ:NOVELTYCOLLECTION

消費者としてよく目にするパターンとして、商品やサービスを利用したときにおまけのような感覚でもらえる場合があります。たとえば新しい商品やサービスを知らしめたいときの促進ツールとして、よく利用されています。

具体例としては、新規オープンする店舗で先着○名にノベルティをプレゼントするケース等が挙げられます。さらに新商品を購入すると、関連グッズがノベルティとしてついてくるパターンもあります。ほかに拡販を狙って、ノベルティや景品をつける例があります。

紹介した友達がそのサービスを利用したらノベルティ・景品がもらえたり、商品を複数購入するともらえる場合があります。

イベントやキャンペーンに参加してもらえるパターン

ノベルティや景品をもらえるタイミングとしては、各種イベントやキャンペーンに参加して手に入るケースもあります。さまざまな企業や団体が集まってブースを出展しているイベントでは、ブースに立ち寄るだけでノベルティがもらえることがあります。

またブース内でアンケートに回答したり、商品やサービスのプレゼンテーション等を聞いたりした結果、ノベルティがもらえる場合もあります。そのほかにも街頭や百貨店の一角で開催される新商品やサービスを紹介するイベントの一環で、試供品や小さなグッズ等のノベルティを配布しているシーンを目にしたことがあるのではないでしょうか。

また期間限定のキャンペーン等で、応募すると景品が当たったり、ゲームに挑戦して成功すると景品がもらえたりする例があります。多くのキャンペーンは、イベントのようにその場へ行かなくても、ネット上や郵便での応募等でノベルティや景品を獲得できます。

そのため地域等関係なく、広い範囲からの参加が見込めるでしょう。

昔のノベルティや景品とは!?

現代では有形無形さまざまなノベルティや景品が存在します。では昔はどういったものが活用されていたのでしょうか。ノベルティの元祖と呼ばれるものが出始めたのは、江戸時代といわれています。江戸時代の中ごろには、いろいろな商店で引き札と呼ばれるチラシのような紙のノベルティが配られていました。

この引き札には商品やサービスが記載されている一方で、当時人気の高かった浮世絵や美人画等が描かれていました。人々はこの絵が無料でもらえるということで、商店へ押し寄せていたそうです。非常に集客効果の高いノベルティです。

また同時代に、もう一つ人気の高いノベルティが存在していました。全国を回って置き薬を販売していた富山の薬売りが、購入してくれたお客様に対して、紙風船や折り紙等のノベルティを渡していたそうです。当時、おもちゃはなかなか手に入らないものだったので、非常に喜ばれたようです。

こちらはリピーターを獲得できそうなノベルティですよね。

現代のノベルティや景品とは!?

江戸時代から始まったノベルティや景品は、現代では大きな進化を遂げています。グッズでは、企業名や商品・サービス名がただただ大きく入ったものは少なくなり、ノベルティや景品とは思えないほど質もデザインもいいものが主流となってきています。

定番かつ根強い人気のカレンダーや手帳、文房具も、お店で販売されているようなレベルのものがほとんどです。さらに自分の名前や写真が入れられるもの、色や形、デザイン等をカスタマイズできるもの等、顧客のオリジナリティを出せるグッズも活用されています。

ほかに企業名や商品・サービス名の入ったチョコレートやペットボトル飲料等の食料品も、好評を得ているようです。また現代ではノベルティや景品はグッズに限らず、サービス等にも拡大しています。飲食店等で使える割引カードやサービス1回無料券等も幅広く出ています。

ほかにも限定コンサートや芸能人イベントに参加できるものも、一部ファン層には爆発的に人気があるようです。さらに音楽がダウンロードできたり、LINEのスタンプがもらえたりするケースも、若年層を中心に好評を集めています。

海外のノベルティや景品とは!?

ノベルティや景品が人気なのは日本だけではありません。海外でもさまざまなものが好評を得ています。スティーブ・ジョブズによって創設されたAppleのノベルティには、製品同様スタイリッシュなものが多くみられます。

おなじみのリンゴマークの入ったトランプやマグカップ、サンバイザーや乳母車まで世に出していたそうです。Facebookは東京のイベントへ出展した際、ブースでサングラスのノベルティを配布していました。そのほかにもFacebookのロゴやLikeマークのカフス等、デザイン性の高いノベルティで好評を得ているようです。

また全世界的にファンがいるコカ・コーラ社では、100年以上前からノベルティを製作していました。発売当初は認知度を上げるために、数千枚もの無料試飲クーポンを配布したそうです。会社初のノベルティはうちわ、その後も、カレンダー、時計、飾りつぼなどをさまざまな場所で配布したといわれています。

宣伝に利用できるノベルティのティッシュ

プレミアがついているノベルティや景品とは!?

ノベルティや景品は、期間限定で制作され、かつお金で手に入れることができないものが多数を占めます。

そのため、ものによっては価値が跳ね上がり、販売したらプレミア価格がつくようなグッズが存在しています。

例えば企業がノベルティとして制作するトミカ。自社のトラックや営業車を模したものを、子供向けノベルティとして活用している企業は数多くあります。このトミカは大人のコレクターが多く、古いものや貴重性が高いものが、数万円で取引されるケースがあるようです。

もとは無料のノベルティがここまで高騰するとは、びっくりですね。

ほかには芸能人が企業のイメージキャラクターとして、プリントされているノベルティや景品にプレミア価格がつきやすいそうです。

こちらも一定のファン層がいるため、古いものや状態のいいものは高値がついているようです。

いまも現役として一線で活躍している芸能人の若かりし頃のもの、芸能界を引退してしまってグッズ自体の数が少ないものが、特にプレミア価格となりやすいといわれています。